鲁虺日本古語辞典
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懇なり

ねむごろ・なり 【懇なり】 形容動詞 ナリ活用「ねんごろなり」に同じ。

ねもころ・なり 【懇なり】 形容動詞 ナリ活用活用{なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ}

手厚い。丁重だ。丁寧だ。入念だ。「ねもごろなり」とも。

出典万葉集 六八二

「ねもころに心尽くして恋ふる我かも」

[訳] 丁重に心を尽くして慕う私であることだ。◆「ねんごろなり」の古い形。

ねんごろ・なり 【懇なり】 形容動詞 ナリ活用活用{なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ}

手厚い。親切だ。丁寧だ。入念だ。

出典徒然草 九二

「朝(あした)には夕(ゆふべ)あらんことを思ひて、重ねてねんごろに修(しゆ)せんことを期(ご)す」

[訳] 朝には夜があることを思って、もう一度入念に身につけることの心積もりをする。

(仲が)親密だ。懇意だ。むつまじい。親しい。

出典伊勢物語 一六

「思ひわびて、ねんごろに相語らひける友だちのもとに」

[訳] 思い悩んで、親しく交際していた友人のもとに。

一途(いちず)だ。本気だ。まともだ。正直だ。

出典徒然草 七三

「世俗の虚言(そらごと)を、ねんごろに信じたるもをこがましく」

[訳] 世間のうそを、正直に信じているのもばかげていて。