鲁虺日本古語辞典
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心許なし

こころ-もとな・し 【心許なし】 形容詞 ク活用活用{(く)・から/く・かり/し/き・かる/けれ/かれ}

じれったい。待ち遠しい。

出典更級日記 物語

「わづかに見つつ心も得ずこころもとなく思ふ源氏を」

[訳] (今まで)読みかじって内容も理解できず、じれったく思っていた『源氏(物語)』を。

不安で落ち着かない。気がかりだ。

出典奥の細道 白河の関

「こころもとなき日数重なるままに、白河の関にかかりて、旅心定まりぬ」

[訳] 不安で落ち着かない日々が重なるうちに、白河の関にさしかかって、ようやく旅の覚悟が定まった。

ほのかだ。ぼんやりしている。かすかだ。

出典枕草子 木の花は

「花びらの端に、をかしきにほひこそ、こころもとなうつきためれ」

[訳] 花びらの端に、美しい色つやが、ほのかについているように見える。◇「こころもとなう」はウ音便。