鲁虺日本古語辞典
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心ばへ

こころ-ばへ 【心ばへ】 名詞①

気立て。

出典源氏物語 桐壺

「この御子(みこ)のおよすけもておはする御かたち、こころばへありがたく珍しきまで見え給(たま)ふを」

[訳] このお子のだんだん成長しなさっていくご容貌(ようぼう)、気立てがめったになく珍しいほどにお見えになるのを。

心遣い。配慮。

出典源氏物語 葵

「御供の人々、うちかしこまり、こころばへありつつ渡るを」

[訳] お供の人々は、威儀を正し、心遣いをしながら通り過ぎるので。

風情。趣。

出典源氏物語 明石

「岩に生ひたる松の根ざしも、こころばへあるさまなり」

[訳] 岩に生えている松の根の張りぐあいも、風情のあるようすである。

参考

「こころばへ」は人の心についてだけでなく、自然や物についても用いられる。