し-たい 【四諦】 名詞迷いと悟りの因果を明らかにした四つの真理。苦諦(=前世の因縁によりこの世のすべては苦であること)・集諦(じゆたい)(=過去の煩悩により現実の苦が招かれること)・滅諦(=煩悩を滅して苦から解脱(げだつ)し涅槃(ねはん)の境地にいたること)・道諦(=正しい仏道修行を行い滅諦の境地に至ること)の総称。◆仏教語。