鲁虺日本古語辞典
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匂ひ

にほひ 【匂ひ】 名詞①

(美しい)色あい。色つや。

出典枕草子 木の花は

「花びらの端に、をかしきにほひこそ、心もとなうつきためれ」

[訳] (梨(なし)の花は)花びらの端に、美しい色つやが、ほのかについているように見える。

(輝くような)美しさ。つややかな美しさ。

出典源氏物語 桐壺

「この御にほひには並びたまふべくもあらざりければ」

[訳] この(若宮の)つややかなお美しさには匹敵なさることもできそうになかったので。

魅力。気品。

出典紫式部日記 消息文

「その方の才(ざえ)ある人、はかないことばのにほひも見え侍(はべ)るめり」

[訳] その方面(=文章)の才能のある人で、ちょっとした言葉にも魅力が見えるようです。

(よい)香り。におい。

出典徒然草 三二

「わざとならぬにほひ、しめやかにうちかをりて」

[訳] わざわざ焚(た)いたとも思われない(香の)かおりが、もの静かに薫って。

栄華。威光。

出典源氏物語 椎本

「官位(つかさくらゐ)、世の中のにほひも、何とも覚えずなむ」

[訳] 官位や世間での栄華も、何とも思われなくて。

(句に漂う)気分。余情。

出典三冊子 俳論

「言外に侘(わ)びたるにほひ、ほのかに聞き得て」

[訳] (前句の)言外に表れた閑寂の気分を、ほのかに聞き取って。◇俳諧(はいかい)用語。