鲁虺日本古語辞典
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/ 彼方
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彼方
おち 【彼方・遠】 ⇒をち
おちかた 【彼方・遠方】 ⇒をちかた
をち-かた 【彼方・遠方】 名詞遠くの方。向こうの方。あちら。出典大鏡 伊尹「をちかたに所々煙の立つを御覧じて」[訳] 遠くの方にあちらこちら煙が立ちのぼっているのをご覧になって。[反対語] この方(かた)。
をと 【彼方・遠】 名詞「をち(彼方)」に同じ。
をち 【彼方・遠】 名詞①遠く隔たった場所。遠方。かなた。出典古今集 離別「白雲の八重(やへ)に重なるをちにても」[訳] 白雲が幾重にも重なる遠方であっても。[反対語] 此方(こち)。②それより以前。昔。出典拾遺集 雑賀「昨日よりをちをば知らず」[訳] 昨日よりそれ以前のことはわからないが。③それより以後。将来。出典万葉集 三七二六「このころは恋ひつつもあらむ玉匣(たまくしげ)(=枕詞(まくらことば))明けてをちよりすべなかるべし」[訳] この数日は恋しながらもこうしているでしょう。夜が明けた後からは(あなたがいなくなって)どうにもしようがないでしょう。
あなた 【彼方・貴方】 代名詞①あちら。むこうの方。▽遠称の指示代名詞。空間的に見た遠くをさす。出典伊勢物語 八二「山崎のあなたに、水無瀬(みなせ)といふ所に宮ありけり」[訳] 山崎のむこうの方で、水無瀬という所に御殿があった。②以前。過去。▽遠称の指示代名詞。時間をさす。出典枕草子 成信の中将は「昨夜(よべ)も、昨日(きのふ)の夜も、そがあなたの夜も、すべてこのごろうちしきり見ゆる人の」[訳] 昨夜も、一昨夜も、またその以前の夜も、ずっとこのごろしきりに現れる人が。③将来。これから先。▽遠称の指示代名詞。時間をさす。出典源氏物語 若菜上「目の前に見えぬあなたのことはおぼつかなくこそ思ひわたりつれ」[訳] 目に見えない将来のことは不安に思い続けてきたのだったよ。④あの方。あちらの方。▽他称の人称代名詞。対等・目上の人を、尊敬の意をこめてさす。出典落窪物語 一「この落窪(おちくぼ)の君のあなたにのたまふことに従はず」[訳] この落窪の君が、あの方(=継母(ままはは)である北の方)のおっしゃることに従わないで。⑤あなたさま。▽対称の人称代名詞。対等・目上の人に対して尊敬の意を含んで用いる。出典浮世風呂 滑稽「あなたがお屋敷においで遊ばす時分は」[訳] あなたさまがお屋敷においでなさったころは。◇近世語。 参考④は①の遠称の指示代名詞からの転用。④から、⑤の対称の人称代名詞が発生する。⑤は現代語の「あなた」より敬意が高い。
か-な-た 【彼方】 代名詞あちら。▽遠称の指示代名詞。出典徒然草 一一「かなたの庭に」