鲁虺日本古語辞典
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強し

こは・し 【強し】 形容詞 ク活用活用{(く)・から/く・かり/し/き・かる/けれ/かれ}

しっかりしている。強い。

出典大鏡 道長上

「さるべき人は、…御守りもこはきなめり」

[訳] そうなる(=偉くなる)はずの人は、…神仏のご加護も強いものらしい。

強情だ。がんこだ。手ごわい。

出典枕草子 くるしげなるもの

「こはき物の怪(け)にあづかりたる験者(げんざ)」

[訳] がんこな物の怪の調伏(ちようぶく)を受け持った修験者(しゆげんじや)。

堅い。ごわごわしている。

出典枕草子 きよげなる男の

「こはからぬ烏帽子(えぼうし)振りやりつつ」

[訳] 堅くないえぼしの先を後ろに振りのけながら。

険しい。

出典大鏡 道長下

「坂のこはきをのぼり侍(はべ)りしかば」

[訳] 坂の険しいところを登りましたので。

恐ろしい。こわい。

出典花子 狂言

「山の神はこはし、身どもがこはうないな」

[訳] 山の神様は恐ろしい、おれは恐ろしくないな。◇「こはう」はウ音便。

語の歴史

現代語の「こわい」は、一般に恐ろしいの意を表すが、これは⑤のように、室町時代後期ごろから現れた意味と思われる。

こわし 【強し】 ⇒こはし

つよ・し 【強し】 形容詞 ク活用活用{(く)・から/く・かり/し/き・かる/けれ/かれ}

丈夫だ。強い。

出典徒然草 一一七

「病なく身つよき人」

[訳] 病気がなくて体の丈夫な人。

気丈だ。(意志が)強い。

出典源氏物語 夕霧

「心一つにはつよくおぼせど」

[訳] 自分の心では強く(出家を)お思いになるが。

堅固だ。すきまがない。

出典源氏物語 末摘花

「障子(さうじ)手づからいとつよくさして」

[訳] ふすまを自分の手ですきまもなく閉めて。

はげしい。きびしい。[反対語]①~④弱(よわ)し。