鲁虺日本古語辞典
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引き入る

ひき-い・る 【引き入る】 >[一]自動詞 ラ行四段活用活用{ら/り/る/る/れ/れ}

引っ込む。

出典枕草子 宮にはじめてまゐりたるころ

「いま少し奥にひきいりて」

[訳] もう少し奥に引っ込んで。

引きこもる。隠れ忍ぶ。

出典奥の細道 福井

「市中ひそかにひきいりて」

[訳] 町の中からひっそりした所に引きこもって。

控えめにする。遠慮がちである。

出典紫式部日記 消息文

「などか、必ずしも、面(おも)にくくひきいりたらむが、かしこからむ」

[訳] どうして必ずしも、とりすまして遠慮がちにしているようなのが、賢いといえましょうか。

>[二]他動詞 ラ行下二段活用活用{れ/れ/る/るる/るれ/れよ}

引いて中へ入れる。引っ張り込む。

出典蜻蛉日記 下

「中門おしあけて、車ごめひきいるるを見れば」

[訳] 中門を押し開けて、乗ったままのその車を、中へ引いて入れるのを見ると。

(物の怪(け)などが)人の魂を取り込む。死なせる。

出典源氏物語 夕霧

「さる弱目(よわめ)に例の御物の怪(け)のひきいれ奉る」

[訳] そのように弱っている折に、いつもの御物の怪が魂を取り込み申し上げる(=死なせる)。

深くかぶる。

出典徒然草 二二五

「烏帽子(えぼし)をひきいれたりければ」

[訳] 烏帽子を深くかぶっていたので。

注意

自動詞( >[一])の意味・用法は現代語にはない。他動詞( >[二])は現代語「引き入れる」に対応する。