鲁虺日本古語辞典
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しな 【品】 名詞①

階段。段。

出典源氏物語 若菜上

「御階(みはし)の中のしなのほどに居(ゐ)給(たま)ひぬ」

[訳] (夕霧は寝殿の)階段の中の段のあたりにお座りになった。

階級。身分。家柄。

出典源氏物語 帚木

「中のしなのけしうはあらぬ、選(え)り出(い)でつべきころほひなり」

[訳] 中流の階級の悪くはない女性を、選び出すことができる時勢である。

品格。人柄。

出典徒然草 五六

「興なきことを言ひてもよく笑ふにぞ、しなのほど計られぬべき」

[訳] おもしろみがないことを言ってもよく笑うことで、品格の程度はおしはかることができるであろう。

事の成りゆき。事情。

出典曾根崎心中 浄瑠・近松

「この上は徳様も死なねばならぬしななるが」

[訳] こうなっては徳様も死ななければならない事の成りゆきだが。

ほん 【品】 名詞①

親王に与えられる位。一品(いつぽん)から四品(しほん)まである。位のない場合は無品(むほん)という。

位(い)。▽役人の位の中国風の呼び方。

出典平家物語 六・祇園女御

「十八の年、四ほんして」

[訳] 十八の年に四位に上って(=叙せられて)。

身分。分際。

出典平家物語 二・西光被斬

「侍(さぶらひ)ほんの者の、受領(じゆりやう)・検非違使(けんびゐし)になること」

[訳] 侍の身分の者が、受領や検非違使になること(は)。

編・章に当たる、仏典の一まとまり。◇仏教語。