鲁虺日本古語辞典
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さき 【先・前】 名詞①

先端。はし。

出典源氏物語 末摘花

「さきの方(かた)すこし垂りて色づきたること」

[訳] (鼻は)先端のほうが少し垂れ下がって、赤みを帯びていること。

先頭。前。

出典万葉集 四四六五

「大久米(おほくめ)のますら健男(たけを)をさきに立て」

[訳] 久米部(くめべ)の勇ましくてりっぱな男を先頭に立て。

「先追ひ」「先払ひ」の略。先払い。貴人が往来を通るときに、前方の通行人などを追い払い、警護すること。また、その人。

出典源氏物語 総角

「遠うなるまで聞こゆるさきの声々」

[訳] 遠くなるまで聞こえる先払いの声々。

以前。前。過去。

出典源氏物語 桐壺

「さきの世にも御契りや深かりけむ、世になく清らなる玉の男御子(をのこみこ)さへ生まれ給(たま)ひぬ」

[訳] 前の世においてもご宿縁が深かったのであろうか、この世にまたとなく気品があって美しい玉のような男の御子までもお生まれになった。

将来。

出典徒然草 八三

「万(よろづ)の事、さきのつまりたるは、破れに近き道なり」

[訳] 何事であれ、将来が行き詰まっているのは、破綻(はたん)が近い道理である。

せん 【先】 名詞①

進んで行く方向。前の位置。

他に先んじて行うこと。さきがけ。

以前。先代。先祖。

(囲碁・将棋などで)先手。

「先途(せんど)」の略。