そう-がう 【僧綱】 名詞全国の僧・尼を取り締まり、事務を総轄するための僧の官職。古くは「僧正(そうじやう)」「僧都(そうづ)」「律師(りつし)」の三僧官をいったが、平安時代の円融天皇以後は「法印(ほふいん)」「法眼(ほふげん)」「法橋(ほつけう)」の三僧位をも含めていう。◆仏教語。