鲁虺日本古語辞典
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傾く

かたぶ・く 【傾く】 >[一]自動詞 カ行四段活用活用{か/き/く/く/け/け}

かたむく。

出典枕草子 草は

「唐葵(からあふひ)、日の影にしたがひてかたぶくこそ」

[訳] からあおいは、太陽の光の移動に従って傾くというのが。

(太陽や月が)沈みかける。

出典伊勢物語 四

「あばらなる板敷きに月のかたぶくまで伏せりて」

[訳] (戸障子もなく)すき間の多い板張りの部屋に、月が沈みかけるまで伏せって。

衰える。滅びる。

出典大鏡 後一条

「臣下のあまたしてかたぶけ奉る時はかたぶき給(たま)ふものなり」

[訳] 臣下が大勢で衰えさせ申し上げるときは、滅びなさるものである。

首をかしげる。不審に思う。

出典源氏物語 桐壺

「相人(さうにん)驚きて、あまたたびかたぶきあやしぶ」

[訳] 人相見は驚いて、何度も首をかしげ不思議がる。

>[二]他動詞 カ行下二段活用活用{け/け/く/くる/くれ/けよ}

かたむける。

出典平家物語 一一・能登殿最期

「甲(かぶと)の錣(しころ)をかたぶけ、太刀を抜いて、一面にうってかかる」

[訳] 甲の錣をかたむけ、太刀を抜いて一斉に討ってかかる。

滅ぼす。くつがえす。

出典栄花物語 月の宴

「帝(みかど)をかたぶけ奉らんと構ふる罪によりて」

[訳] 帝を滅ぼし申し上げようと計画した罪によって。

非難する。

出典源氏物語 少女

「あまり引きたがへたる御事なりと、かたぶけ侍(はべ)るめるを」

[訳] (右大将も)あまりにも一般の慣習と違った(源氏の)なされ方であると非難しているようですから。

かぶ・く 【傾く】 自動詞 カ行四段活用活用{か/き/く/く/け/け}

かたむく。

出典行宗卿集 

「雨降れば門田の稲ぞしどろなる心のままにかぶき渡りて」

[訳] 雨が降ったので門前の田の稲が乱れている。思い思いに一面にかたむいて。

異様で派手な身なりや振る舞いをする。

出典猫のさうし 御伽

「かぶきたる形(なり)ばかりを好み」

[訳] 異様で派手なふうにした身なりばかりを好み。