ご-しゃ 【五舎】 名詞平安京内裏(だいり)の後宮(こうきゆう)の五つの殿舎。昭陽舎(しようようしや)(梨壺(なしつぼ))・淑景舎(しげいさ)(桐壺(きりつぼ))・飛香舎(ひぎようしや)(藤壺(ふじつぼ))・凝華舎(ぎようかしや)(梅壺(うめつぼ))・襲芳舎(しゆうほうしや)(雷鳴壺(かみなりのつぼ))をいい、いずれも女御(にようご)や更衣(こうい)などが住んだ。