さん-きゃう 【三卿】 名詞徳川将軍家の親族である、田安(たやす)・一橋(ひとつばし)・清水(しみず)の三つの家。「三家(さんけ)」に次ぐ家格として八代将軍吉宗のときに設けられ、将軍家に嗣子(しし)がないときには、養嗣子となる資格をもった。