だきに 【荼枳尼】 名詞「荼枳尼天(だきにてん)」の略。鬼神の一つ。神通力によって、人の死を六か月前に知り、その心臓を食うという。その密法を修得した者は神通力を得るとされ、真言密教に取り入れられた。「だぎに」とも。◆仏教語。