鲁虺日本古語辞典
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至る

いた・る 【至る・到る】 自動詞 ラ行四段活用活用{ら/り/る/る/れ/れ}

行き着く。到達する。やって来る。

出典土佐日記 二・一六

「家にいたりて、門(かど)に入るに、月明かければ、いとよくありさま見ゆ」

[訳] 家に到着して、門を入ると、月が明るいので、たいそうよく(庭の)ようすが見える。

(ある時期・時点に)なる。(あるときが)やって来る。

出典万葉集 四〇一一

「露霜の秋にいたれば」

[訳] 露や霜のおりる秋になると。

(ある地位に)達する。なる。

出典徒然草 一五〇

「つひに上手の位にいたり、徳たけ、人に許されて、並びなき名を得ることなり」

[訳] 最後には上手といわれる名人の段階に達し、人格が円熟し、人から認められて、並ぶもののない名声を得るのである。

(極限に)達する。極まる。

出典徒然草 六〇

「人に厭(いと)はれず、よろづ許されけり。徳のいたれりけるにや」

[訳] 人にはいやがられず、万事について許されていたそうだ。これは徳が極限に達していたからであろうか。

行きわたる。およぶ。

出典源氏物語 帚木

「などかは女といはむからに、世にある事の公私(おほやけわたくし)につけて、むげに知らずいたらずしもあらむ」

[訳] どうして女だからといって、世間のでき事の公事や私事について、全然知らないで思い及ばないということがあろうか。いや、そんなことはない。