たいざう-かい 【胎蔵界】 名詞密教で、大日如来(だいにちによらい)の慈悲の面を表し示す世界。母親が胎内で子供を慈しみ育てるように、仏の衆生(しゆじよう)に対する大きな慈しみから生まれたもの。◆仏教語。[反対語] 金剛界(こんがうかい)。