ぬひどの-れう 【縫殿寮】 名詞律令制で、「中務省(なかづかさしやう)」に属した役所。後宮(こうきゆう)の女官の勤務評定を行い、また、宮中の衣服の裁縫や組み紐(ひも)・薬玉(くすだま)の製作などをつかさどった。「ぬひどの」「ぬひどののつかさ」とも。