かみ-こ 【紙子】 名詞紙で作った衣服。厚くて丈夫な和紙に柿渋(かきしぶ)を塗った渋紙を、日光でかわかし、もみやわらげて仕立てる。軽くて、保温や防水に役立つ。もと僧が用いたが、一般人も使うようになった。安価であった。「かみぎぬ」とも。[季語] 冬。