鲁虺日本古語辞典
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-ふ 接尾語 四段活用助動詞「ふ」が接尾語化したもの。主として四段活用の動詞の未然形に付いて、反復継続を表す。⇒ふ(助動詞)

ふ 助動詞 四段型《接続》四段動詞の未然形に付く。

〔反復〕繰り返し…する。何度も…する。

出典万葉集 八九二

「糟湯酒(かすゆざけ)うちすすろひてしはぶかひ」

[訳] ⇒かぜまじり…。

〔継続〕…し続ける。ずっと…している。

出典万葉集 一八

「三輪山(みわやま)をしかも隠すか雲だにも心あらなも隠さふべしや」

[訳] ⇒みわやまを…。◆上代語。

語法

上に付く動詞の音変化 「ふ」が付くと、「ふ」の上のア段の音(おん)がオ段の音に変化することがある。①の用例の「すすろふ」は「すすらふ」の「ら」が変化したもので、一般に一語として扱われる。類例は「つづしろふ」「うつろふ」などがある。

語の歴史

この「ふ」が助動詞として用いられたのは上代であり、中古になると「語らふ」「住まふ」「慣らふ」「願ふ」「交じらふ」「守らふ」「呼ばふ」など、特定の動詞の活用語尾に残るだけとなり、接尾語化した。したがって、中古以降は一語の動詞の一部分。

ふ 【生】 名詞(草木が)繁茂している場所。(草木が)一面にある場所。「浅茅(あさぢ)ふ」「蓬(よもぎ)ふ」。

参考

接尾語的に用いる例が多く、平安時代中期以後は「ウ」と発音された例も多い。

ふ 【封】 名詞与えられた領地。

ふ 【干・乾】 自動詞 ハ行上二段活用活用{ひ/ひ/ふ/ふる/ふれ/ひよ}

かわく。

出典万葉集 七九八

「わが泣く涙いまだひなくに」

[訳] 私の泣く涙はまだかわかないのに。

(潮が)引く。

出典万葉集 三七一〇

「潮ひなばまたもわれ来(こ)む」

[訳] 潮が引いたならば、また私はやって来よう。◆上代語。中古以後は「ひる」と上一段化。

ふ 【経】 自動詞 ハ行下二段活用活用{へ/へ/ふ/ふる/ふれ/へよ}

時がたつ。年月が過ぎる。過ぎ去る。

出典伊勢物語 八三

「日ごろへて、宮に帰り給(たま)うけり」

[訳] 数日たって、京の御殿にお帰りになった。

通る。通って行く。通り過ぎる。

出典土佐日記 二・一

「黒崎の松原をへて行く」

[訳] 黒崎の松原を通り過ぎて行く。

ふ 【傅】 名詞律令制で「東宮坊(とうぐうばう)」の役人。皇太子を補導する役で、多く大臣が兼任した。◆「傅」のもとの意は「かしずく」「つきそう」。

ふ 【府】 名詞①

役所。「近衛(このゑ)府」「国(こく)府」など。

国府の役所の所在地。

江戸のこと。▽江戸時代、幕府があることから。「在ふ」

ふ 【符】 名詞①

上級官庁から所管の役所に伝える公文書。

守り札。護符。

ふ 【綜】 他動詞 ハ行下二段活用活用{へ/へ/ふ/ふる/ふれ/へよ}

縦糸を引き伸ばして織機にかける。

出典古今集 物名

「ささがにの花にも葉にも糸をみなへし」

[訳] 蜘蛛(くも)が花にも葉にも一面に糸をかけた。