鲁虺日本古語辞典
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空し

むな・し 【空し・虚し】 形容詞 シク活用活用{(しく)・しから/しく・しかり/し/しき・しかる/しけれ/しかれ}

からっぽだ。中に何もない。

出典平家物語 一一・内侍所都入

「主もなきむなしき舟は、潮に引かれ、風に従つて、いづくをさすともなく揺られ行くこそ悲しけれ」

[訳] 乗り手のいないからっぽな舟は、潮に流され、風に吹かれて、どこを目ざすともなく揺られて行くのが悲しい。

うそだ。事実無根だ。

出典源氏物語 澪標

「相人(さうにん)の言(こと)むなしからず」

[訳] 人相見の言葉はうそではない。

むだだ。効果がない。

出典方丈記 

「むなしく春かへし、夏植うる営みありて、秋刈り、冬収むるぞめきはなし」

[訳] むだに春耕し、夏の田植えの仕事だけがあって、秋に刈り取り、冬に(倉に)しまうにぎわいがない。

はかない。かりそめだ。

出典万葉集 七九三

「世の中はむなしきものと知る時しいよよますます悲しかりけり」

[訳] ⇒よのなかはむなしきものと…。

からだだけあって魂がない。死んでいる。

出典源氏物語 桐壺

「むなしき御骸(おほんから)を見る見る」

[訳] からだだけあって魂がない(桐壺更衣(きりつぼのこうい)の)ご遺体を目の前に見ながら。