鲁虺日本古語辞典
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おとこ 【男】 ⇒をとこ

を 【男】 名詞①

(動物の)おす。(植物の)雄花。◇「牡・雄」とも書く。

男(おとこ)。男性。

夫(おつと)。

出典古事記 垂仁

「をと兄(いろせ)といづれか愛(は)しき」

[訳] 夫と兄と、どちらがいとおしいか。◇「夫」とも書く。[反対語]①~③女(め)。

をと-こ 【男】 名詞①

若い男。元服して一人前になった男。

出典義経記 一

「十九にてをとこになして、鎌田三郎正近(かまだのさぶらうまさちか)とぞ申しける」

[訳] 十九歳で元服して、鎌田三郎正近と申した。

男。成人男性。

出典土佐日記 一二・二一

「をとこもすなる日記(にき)といふものを」

[訳] 男も書くという日記というものを。

夫。恋人である男。

出典更級日記 太井川

「乳母(めのと)なる人はをとこなどもなくなして」

[訳] 乳母である人は夫なども亡くして。

在俗男性。

出典徒然草 九〇

「そのやすら殿は、をとこか法師か」

[訳] そのやすら殿という人は、在俗男性か僧侶(そうりよ)か。

召使いの男性。下男。

出典源氏物語 若紫

「をとこどもぞ御簾(みす)の外にありける」

[訳] 下男たちが御簾の外にいた。

参考

「をとこ」と「をのこ」の違い 「をとこ」は、古くは「をとめ」と対応して年若い男性をさし、のちに広く「をんな」に対するものとして性を意識して用いるようになった。これに対し、類義語「をのこ」は、男性を意味しても性の意識は少なく、「をとこ」が「夫」を意味することがあるのに対して、「夫」の意味はない。

お 【小・尾・苧・男・峰・麻・雄・緒】 ⇒を

おのこ 【男子・男】 ⇒をのこ

を-の-こ 【男子・男】 名詞①

男。男子。

出典徒然草 一

「下戸(げこ)ならぬこそをのこはよけれ」

[訳] 酒が飲めない人でないのが男としてはよいのである。

男の子。男児。

出典徒然草 一〇七

「すべてをのこをば、女に笑はれぬやうにおほしたつべしとぞ」

[訳] だいたい男の子は、女から笑われないように育てなければならないという。

殿上人。殿上に出仕する男性。

出典枕草子 うへにさぶらふ御猫は

「猫を御ふところに入れさせ給(たま)ひて、をのこども召せば」

[訳] (帝(みかど)は)猫をご自分のふところにお入れになられて、殿上人たちをお呼び寄せになると。

召使いの男性。下男。

出典源氏物語 夕顔

「この院の預かりの子、睦(むつ)ましく使ひたまふ若きをのこと」

[訳] この寺院の留守番の子で、親しくお使いになっている若い下男と。

参考

⇒をとこ

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