鲁虺日本古語辞典
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玉梓

たまずさ 【玉梓・玉章】 ⇒たまづさ

たま-づさ 【玉梓・玉章】 名詞①

使者。使い。

出典万葉集 四四五

「いつしかと待つらむ妹(いも)にたまづさの言(こと)だに告げず往(い)にし君かも」

[訳] いつになったら(帰って来る)かと待っているであろう妻に、使者にことづてもせずに死んでいった君よ。

便り。手紙。消息。

出典古今集 秋上

「秋風に初雁(はつかり)が音(ね)ぞ聞こゆなる誰(た)がたまづさをかけて来つらむ」

[訳] 秋風に乗って初雁の鳴き声が聞こえてくるよ。いったい、だれの手紙を身に携えてやって来たのであろうか。

参考

「たま(玉)あづさ(梓)」の変化した語。便りを運ぶ使者は、そのしるしに梓の杖を持ったという。