鲁虺日本古語辞典
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来し方行く末

きしかた-ゆくすゑ 【来し方行く末】 分類連語

「きしかたゆくさき」に同じ。

出典源氏物語 須磨

「万(よろづ)のこと、きしかたゆくすゑ思ひ続け給(たま)ふに、悲しきこと、いとさまざまなり」

[訳] いろいろのこと、これまでのことやこれからのことを思い続けなさると、悲しいことが、たいそうさまざまである。

通り過ぎて来た場所・方角と、これから行く場所・方角。

出典竹取物語 蓬莱の玉の枝

「きしかたゆくすゑも知らず、海に紛れむとしき」

[訳] 来た方角も行く先もわからず、海にまぎれこみそうになった。◆「ゆくすゑ」は名詞。

こしかた-ゆくすゑ 【来し方行く末】 分類連語

過ぎて来た方向とこれから向かう方向。

過去と未来。

出典平家物語 一〇・海道下

「こしかたゆくすゑの事ども思ひ続け給(たま)ふに」

[訳] (月日が流れ)過去と未来のことなどを考え続けられるにつけて。◆「こしかたゆくさき」とも。

なりたち

カ変動詞「来(く)」の未然形+過去の助動詞「き」の連体形+名詞「かた」+名詞「ゆくすゑ」