鲁虺日本古語辞典
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暇
いつま 【暇】 名詞ひま。いとま。「いづま」とも。◆「いとま」の上代の東国方言。
いとま 【暇】 名詞①ゆとり。ひま。余暇。出典万葉集 一八八三「ももしきの(=枕詞(まくらことば))大宮人はいとまあれや梅をかざしてここに集(つど)へる」[訳] 宮廷に仕える人はゆとりがあるからか、梅を髪にさしてここに集まっていることだ。②休み。休暇。出典源氏物語 桐壺「まかでなむとし給(たま)ふを、いとまさらに許させ給はず」[訳] (桐壺更衣(きりつぼのこうい)は宮中から)退出しようとなさるけれども、(帝(みかど)は)少しも休みをお許しにならない。③辞任。辞職。出典宇津保物語 楼上・上「院にいとま申し侍(はべ)りしを」[訳] 院に辞任を申し出ましたが。④別れ。離別。離婚(状)。出典西鶴織留 浮世・西鶴「いとま書きてらちをあけける」[訳] 離婚状を書いて決着をつけた。⑤別れのあいさつ。いとまごい。出典源氏物語 蓬生「忍びて対(たい)の上に御いとま聞こえて、出(い)で給(たま)ふ」[訳] こっそりと対の屋の紫の上にお別れのあいさつを申し上げて、お出かけになる。
ひま 【隙・暇】 名詞①すきま。物と物との間。出典古今集 春上「谷風に解くる氷のひまごとにうち出(い)づる波や春の初花」[訳] 谷間を吹く春風によって解けた氷のすきまごとに吹き出してくる波、それが春の最初に咲く花であろうか。②絶え間。出典蜻蛉日記 上「僧ども、念仏のひまに、ものがたりするを聞けば」[訳] 僧たちが念仏の絶え間に、世間話をするのを聞くと。③心の隔たり。不仲。不和。出典源氏物語 常夏「うはべはいとよき御仲の、昔よりさすがにひまありける」[訳] (源氏は内大臣と)表面的にはよい仲のようであるが、昔からやはり心の隔たりがあった。④よい機会。出典源氏物語 紅葉賀「例の、ひまもやと、うかがひありき給(たま)ふを」[訳] (源氏は)いつものように(藤壺(ふじつぼ)に会える)よい機会もあるだろうとすきをねらってお歩きになるのを。⑤時間のゆとり。出典徒然草 一八八「いよいよよくしたく覚えて、たしなみけるほどに、説経習ふべきひまなくて、年よりにけり」[訳] (乗馬などを)ますます上達したくなって、好んで精を出していた間に、説経(=仏教の教えを説いて聞かせること)を習うはずの時間のゆとりがなくなって、年をとってしまった。⑥休暇。いとま。▽多くは「ひまをもらふ」「ひまをやる」などの形で用いる。出典博多小女郎 浄瑠・近松「主従の縁もこれかぎり。…ひまをやる」[訳] 主従関係もこれ限りだ。…いとまをやる。